元気カフェ

札幌のまちを構想した島義勇判官の像を生かし、開拓当時の精神が感じ取れるようデザインされた家具や什器が札幌市役所1階ロビーに配置されている

元気カフェ

障がいのある方々が元気に働く「元気カフェ」は、現在札幌市内に4つ設置され、その立ち上げにノーザンクロスが携わりました。札幌市役所本庁舎1階に、ロビー全体のリノベーションの一環として「元気カフェ」を創設しました。

カフェの整備を、市役所本庁舎1階ロビー全体のリノベーションの一部と位置づけ、札幌市関係各課による整備検討員会を運営しました。

カフェのデザインは、従前より設置されていた島判官像をたよりに、この札幌開拓の原点をつくった人物が見たであろう札幌建設の原風景をモチーフにしました。

ベンチシートは、既存のベンチの骨組みを活かし、新たなテキスタイルカバーをかけてリファイン。

スタンディングテーブル兼行燈照明の側面に施した木の切り文字は、障がい者施設に高度な糸鋸技術によって実現することができました。

PROJECT NOTE
元気カフェ

期間: 2010年
場所: 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎1階
事業主体:札幌市
運営主体: 宮田屋珈琲
設計・デザイン:株式会社ノーザンクロス(家具・什器デザインは株式会社p.b.Vとの共同)
ロゴデザイン:佐藤守功デザイン事務所