さっぽろ下町づくり社
さっぽろ下町づくり社は、創成川以東のまちの魅力・活力を高めていくエリアプロデュースにチャレンジしながら、下町らしい『ヒトとマチのつながり』を実現するために立ち上がったまちづくりの組織です。地区の歴史や神社、公園、空家・空き地など、エリアに現存する固有の資源(まちの宝)を最大有効活用し、これらを媒体にヒトとマチをつなげ、暮らし、働き、活動する魅力づくりを進めています。
平成23年より、札幌市の委託業務の中で創成東地区まちづくりの計画づくりや、地区住民や事業者とのまちづくりの議論に携わる中で、地区のまちづくりをけん引し、町内会をはじめとする既存団体との連携からまちの活性化を担う仕組み・体制づくりの必要性が浮き彫りになってきました。
そこで、地区のまちづくりへの関心のある事業者等を中心に、まちの歴史や若者がチャレンジできる寛容性を活かしたエリアマネジメントの可能性について議論・検討を進めてきました。この議論を経て、有志による実行委員会を組成し、実験的な取組を進めることとなり、平成27年5月に歴史ある北海道神宮頓宮の境内にて地区住民と事業者の交流の場となる「さっぽろ下町マルシェ」を開催しました。
これを機に、地区の様々な主体との接点が生まれ、創成東地区がより豊かな暮らしと生業の場となるために街の資源を最大活用した先導的なエリアプロデュースの必要性、住民や事業者とのつながりづくりの重要性が再確認され、それらを具体化する担い手としてのまちづくり組織の組成に向け、弊社社員が自ら設立発起人となり、平成29年5月に「一般社団法人さっぽろ下町づくり社」を設立しました。
PROJECT NOTE
さっぽろ下町づくり社
名称:一般社団法人 さっぽろ下町づくり社
期間:2017年5月~継続
事務局: (株)ノーザンクロス内 近藤・行天