札幌市豊平川さけ科学館

■概要・見所
 さけ科学館は1978(昭和53)年に札幌市民が始めた「カムバックサーモン運動」をきっかけとして設置された施設です。豊平川のサケのふ化放流事業を行っており、サケの生態について学ぶことができます。秋には豊平川に帰ってきた親ザケや、産卵の様子も見ることができます。冬から春にかけては、サケの卵や赤ちゃん、稚魚の群れなどが観察できます。サケのほかにも、世界のサケの仲間約20種類と豊平川に生息する魚・カエル・ザリガニなど約40種類を飼育していて、常時展示しています。また、サケ稚魚の放流イベントや、川でのサケの観察会、サケの人工授精、川での魚とりなど、様々な体験学習を実施しています。
札幌市豊平川さけ科学館の写真

札幌市豊平川さけ科学館の写真

●所在地〒005-0017 札幌市南区真駒内公園2-1
●連絡・問合せ先 ・TEL:011-582-7555 / ・FAX:011-582-1998
・E-mail:sake@sapporo-park.or.jp
・URL:http://www.sapporo-park.or.jp/sake/
●施設の構成[本館]展示ホール、飼育展示室、地下かんさつ室、事務室、売店、図書コーナー
[屋外]屋外かんさつ池
[さかな館]
[実習館]
●展示品・収蔵品◆展示ホール/サケ剥製による産卵行動模型、サケ実物大模型、映像上映「豊平川のサケ」ほか
◆飼育展示室/サケの水槽図鑑(サケの仲間20種類を展示)
◆地下かんさつ室/サケの仲間のほか、秋には親ザケ、冬〜春にはサケ稚魚の大群を展示
◆屋外かんさつ池/巨大なイトウのほか、秋にはサケの産卵を展示
◆さかな館/札幌市内の魚、エビカニ、カエルなど約40種類を水槽展示
●営業・開催・見学情報 [開館・公開日時]9:15〜16:45
[休館日]月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜翌1月3日)
●料金 無料
●見学の所要時間 約30分
●参加・体験イベント◆サケ稚魚体験放流
・5月4〜5日10〜15時
・無料で来館者どなたでも参加できます
◆土曜体験/サケや川の生き物のタッチプール、エサやり体験、人工授精体験など
・5月〜11月の毎土曜日(実施しない日も若干あります、12〜4月にも月1〜2回実施します) 
・タッチプールは13:00〜15:00、その他は14:00〜 
・無料で来館者どなたでも参加できます
◆さっぽろサケフェスタ/サケに関するクイズやゲーム、工作などのお祭り
・9月下旬の日曜祝日(1回)10:00〜16:00
サケ稚魚体験放流
・5月4〜5日10〜15時
・無料で来館者どなたでも参加できます
◆さかなウォッチング
・7月の日曜祝日(3回)10:00〜12:00
・無料ですが往復ハガキで申し込みが必要です
◆サーモン・ウォッチング(豊平川、星置川)
・10月の日曜日(2回)10:00〜12:00
・無料ですが往復ハガキで申し込みが必要です
◆琴似発寒川サケ観察会
・10〜11月の日曜祝日(3回)10:00〜12:00
・無料でどなたでも参加できます
◆採卵実習 
・9〜11月の日曜祝日(2回)9:30〜12:00
・無料ですが往復ハガキで申し込みが必要です
◆「サケ皮で靴づくり」実習
・12月の日曜日(2回)9:30〜12:00、13:30〜16:00
・無料ですが往復ハガキで申し込みが必要です
●施設案内ガイド ・館内展示、生物を解説しながらご案内いたします。
・通年受付(10名以上の団体が対象)
・約30〜60分程度(無料)
・電話で事前に(少なくとも前日までに)お申し込みください。
・業務多忙時(特に秋期)や職員の都合が付かない場合、ご希望に添えないことがあります。
●バリアフリー対応 あり/本館地下かんさつ室以外はバリアフリー、本館に多目的化粧室あり
●自動車アクセス ・JR函館本線「札幌駅」より約25分
・道央自動車道札幌南ICより約25分
●公共交通アクセス じょうてつバス「地下鉄真駒内駅前」→(南90・95〜98、環96など)→「真駒内競技場前」停留所下車、徒歩4分
●駐車場あり/有料・300円(一般171台)
※4月29〜11月3日の土・日・祝日のみ有料
●施設から寄せられた
 近隣のアート・
 カルチャー情報
◆モエレ沼公園/「イサム・ノグチが大地に施した彫刻」(札幌市東区)
●備考 [写真出典]札幌市豊平川さけ科学館