北見市立端野町歴史民俗資料館

■概要・見所
 1971(昭和46)年頃より資料の収集が随時行われ、1980(昭和55)年に開拓資料収集委員会により、開拓、屯田兵、農具関係の資料を中心に収集がされました。この地方の厳寒と開拓を中心とした「寒さを超えて」をテーマに1983(昭和58年)年5月に開館しました。
 端野町の屯田兵中隊本部跡など数々の史跡のある「屯田の杜公園」に位置し、当時の面影がしのばれます。
 屯田兵によって開拓されたことから、それらの資料を中心とし、実物を移設した屯田兵屋や200点近くにもなる屯田兵の肖像画が展示されています。また1891(明治24年)年に開削された中央道路(囚人道路)やあまり例のない蒸篭型のハッカ蒸留機、数多くの農機具が展示されています。
 隣接するウォーターパークは夏に涼を求める人々で賑わい、チビッ子天国となっています。
北見市立端野町歴史民俗資料館の写真

北見市立端野町歴史民俗資料館の写真

●所在地〒099-2102 北見市端野町ニ区471-5
●連絡・問合せ先 ・TEL:0157-56-2560 / ・FAX:0157-56-2918
・E-mail:tatoshokan@city.kitami.lg.jp
・URL:http://www.city.kitami.lg.jp/
●施設の構成主展示室、副展示室
●展示品・収蔵品屯田兵資料、屯田兵屋、屯田兵の肖像画、蒸篭型のハッカ蒸留機、農機具など
●営業・開催・見学情報[開館・公開時期]5月1日〜11月7日
[開館・公開日時]10:00〜16:00
[休館日]月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)
[その他休館時期]11月8日〜翌4月30日
●料金 [大人]100円 [小中学生]50円
[割引]10名以上で大人70円、小中学生30円
※教育委員会主催事業参加者、町内の小中学生、教育活動時の児童生徒および引率者、身体障がい者・知的障がい者・65歳以上の者および引率者、その他館長が適当と認めた者は無料
●見学の所要時間 約40分
●参加・体験イベント ◆カタクリ観察会
・開催日時/5月上旬
・所要時間/120分
・料金/保険料100円
・申込方法/保険料とともに当施設へ直接お申込みください。
●施設案内ガイド 案内・ガイドは常駐していませんが、ご希望に応じて解説は可能です。
●バリアフリー対応 あり/玄関スロープ
●自動車アクセス ・JR石北本線「端野駅」より約5分
・女満別空港より約30分
●公共交通アクセス ・北見バス「北見バスターミナル」→「屯田の杜公園」下車、徒歩で約1分(端野町立図書館西側に隣接)
●駐車場あり/無料(大型2台、一般8台)
●施設から寄せられた
 近隣のアート・
 カルチャー情報
◆鎖塚/1981(明治24)年に囚人によって開削された中央道路(囚人道路)の墓といわれ、端野町の指定文化財となっています。
◆緋牛内(ひうしない)の大カシワ/約5mの幹周があり、全国的にも最大級のカシワの木で、株立ちが1本のカシワとしては全国一の幹周です(第4回自然環境基礎調査・日本の巨樹巨木調査・昭和63年)
●備考 [写真出典]北見市立端野町歴史民俗資料館