■概要・見所 網走の豊かな「自然」と古代から現代に至る「歴史」の流れを展示解説しています。 【歴史的建造物/北海道大学建築史意匠学研究室・原朋教】 皇太子殿下御誕生記念事業として建設された博物館で、展示品は初代館長を務めた米村喜男衛(1892〜1981)が発掘した、モヨロ貝塚出土品を中心としています。設計は建築家の田上義也が手がけ、階段室の小窓にあった幾何学模様のステンドグラスや、展示室の緩やかな勾配天井に、師F.L.ライトの影響を見てとれます。一方で正面2階の円柱や壁面のブロック型による力強さは、1930年代の作品に特徴的な「雪国的造形」の表現といえます。 [建設年]1936(昭和11)年[構造]木造2階建 |
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