■概要・見所 1984(昭和59)年に北海道内地区のアイヌ古式舞踊連合保存会が国の重要無形文化財として指定を受けたのを機に、その後1994(平成6)年になって、当町屈斜路古丹地区に伝わる数多くの古式舞踊についても、芸能史的価値が高いとの評価を受けて、追加指定されたという経緯を持ちます。アイヌ古式舞踊は、北海道一円に居住しているアイヌの人々によって伝承されている芸能で、さまざまな祭事に踊られるアイヌ文化独自の信仰に根ざしている歌舞です。その様式には信仰と芸能と生活が密接に結びついているというところに特色があり、芸能史的な価値が高いとされています。屈斜路古丹の伝承曲目は15曲と極めて多く、力強い性格を持った道東アイヌの特徴が色濃く出たものです。 [保護団体]弟子屈町屈斜路古丹アイヌ文化保存会 |
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