■概要・見所 森町の鷲ノ木遺跡は、現在の海岸線から直線で1kmほど入った桂川の左岸にあります。2001(平成13)年に始まった発掘調査によって縄文時代後期の竪穴住居と 配石遺構 (はいせきいこう)が見つかりました。特筆のなのは、小高い丘の斜面に円形の竪穴土壙墓(共同墓地)が20数基並んであり、その丘をを囲むように大型の礫(れき) が石垣状に巡らされていることです。 さらに約500m北側には、また別な丘の上に巨大なストーン・サークル(直径約37m)が発見されました。現在も土木工事は継続中ですが、巨大なストーン・サークルは現地保存となり、平成18年1月26日に国指定史跡「鷲ノ木遺跡」となりました。 |
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