■概要・見所 自然環境や食べ物の大切さを学び、次世代に引き継がれていく施設として創設された当館は2004(平成16)年10月、北海道遺産に選定されました。 馬耕の姿(レプリカ)や北海道に導入された古いトラクター、蒸気トラクター、土の標本(モノリス)などを展示しています。 【産業遺産/北海道産業考古学会会長・山田隆大】 (機械)北海道の大規模農業は、札幌農学校教師による米国大農法の導入からである。1870年代、クラークらの助言でこの機械が導入されたが、本格的大農法展開は昭和30年のトラクター化以降で、その中心のプラウ農法を推進し、今日トラクター用プラウで日本の70%を生産するスガノ農機がある。1906(明治39)年に創立、17年浸炭鋼プラウ、戦後先進的プラウ開発で発展。上富良野市に日本最大農業機械専門博物館を建設、北海道遺産認定された。 |
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