■概要・見所 最寄(モヨロ)貝塚は、1913(大正2)年、網走川河口左岸の平地の地中から、約20件ほどの竪穴群とともに発掘されました。この貝塚からは、特異な文化内容を備えていたオホーツク文化によるオホーツク式時が出土しました。 アイヌ文化の人びととも、現存するどの民族とも違う彼らを当時「モヨロ人」と呼び、この地をモヨロ貝塚と命名しました。この遺跡からは、屈葬の埋葬人骨や貝塚、渡来の金属器が発掘され、屋内にクマの骨を置く習慣なども明らかになるなど、オホーツク文化の代表的な遺跡として世界的にも有名です。 |
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