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網走刑務所正門、囲壁
■概要・見所
現在の正門は、1909(明治42)年の大火後木造で再建されたものにかわり、構内で生産を始めたれんが造で新築されたものです。門は、緩勾配の切妻壁の中央に半円アーチを開けたデザイン。アーチ内側のモールディング(細長い板状の装飾用部材)や中央上部の小窓は、当時流行したユーゲントシュティルが反映されています。両脇のドーム屋根を架けた番所は、永専寺に譲った木造の旧門と共通してます。
[建設年]1922(大正11)年10月[構造]れんが造1階建
●所在地
網走市三眺
●営業・開催・見学情報
[公開の状況]一般公開
●備考
[写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室