■概要・見所 1903(明治36)年奥行臼へ最初に入植した山崎藤次郎(1860〜1940)は、この地で馬の繁殖に力を注いだ人物です。7年後に開設した駅逓は、彼の牧場内に置かれました。以降、北の別海や東の別当賀への交通拠点としてにぎわいを見せます。建物は中廊下式平面で旅館的性格が強く、旧武華駅逓と同様、当時の駅逓建築の典型といえます。1930(昭和5)年からは「山崎旅館」として経営を続け、住宅新築を機に建物を町へ寄贈、1982(昭和57)年文化財指定を受けました。展示されている400点以上の資料も貴重で、見ごたえがあります。 [建設年]1910(明治43)年10月9日[構造]木造2階建 |
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