■概要・見所 北海道帝国大学理学部は1927(昭和2)年に設置された当初から、寒流生物を主とする臨海実験所の設立を考えていて、町と北海道の寄付により厚岸に設置されました。基本設計は、初代所長小熊捍と理学部や農学部を手がけた萩原惇正です。外観はモダニズム、内部はアールデコの影響がみられます。平面はピストルのような形をしていますが、これは計画当初から狙っていたわけではなく、一般公開を目的とした展示室およびアクアリューム(水槽室)の機能的な動線処理の結果として生まれました。 [建設年]1931(昭和6)年[構造]鉄筋コンクリート造3階建 |
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