■概要・見所 江別太遺跡は1978(昭和53)年、道央自動車道・千歳川橋梁工事の際に発見された続縄文時代(約2000年前)の遺跡です。 この遺跡は、千歳川沿いの低湿地帯にあり、残りにくい木製品や、漁に用いられたと考えられる杭列の遺構など、珍しい遺物が数多く発見されています。 主な出土品は深鉢型土器・木製の皿などの容器類や鹿角製の簪、琥珀玉などの装身具、漁撈道具、銛、石刃、石斧などの石器類や木製品が中心です。 これらの出土品は、続縄文時代の人々の漁撈の様子が伝わる貴重な資料で、中でも木製の柄に装着されたナイフは、当時の使用法を知るうえで極めて重要な資料です。 |
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