北海道江別太遺跡出土品

■概要・見所
 江別太遺跡は1978(昭和53)年、道央自動車道・千歳川橋梁工事の際に発見された続縄文時代(約2000年前)の遺跡です。
 この遺跡は、千歳川沿いの低湿地帯にあり、残りにくい木製品や、漁に用いられたと考えられる杭列の遺構など、珍しい遺物が数多く発見されています。
 主な出土品は深鉢型土器・木製の皿などの容器類や鹿角製の簪、琥珀玉などの装身具、漁撈道具、銛、石刃、石斧などの石器類や木製品が中心です。
 これらの出土品は、続縄文時代の人々の漁撈の様子が伝わる貴重な資料で、中でも木製の柄に装着されたナイフは、当時の使用法を知るうえで極めて重要な資料です。
 
●所在地〒067-0002 江別市緑町西1丁目38 江別市郷土資料館
●連絡・問合せ先 ・TEL:011-385-6466 / ・FAX:011-385-4944
●その他問合せ先[名称]江別市教育部郷土資料館文化財係
[住所]〒067-0002江別市緑町西1丁目38 江別市郷土資料館
[TEL]011-385-6466
●文化財の指定国指定重要文化財