■概要・見所 岩内町東山円筒文化遺跡は、岩内市街を見下ろす標高27mの高台にあります。縄文時代前〜中期の東北地方に中心をもつ円筒土器文化が日本海を北上する際の拠点となった遺跡です。 多くの住居跡や貯蔵穴を転用した墓が確認され、大量の円筒土器、各種石器や、29軒の円筒文化期の住居跡、フラスコ状ピットと呼ばれる貯蔵穴が24基みつかり、その中には土器と砥石が入ったものもありました。 また、土器や石器の使い終ったものを大量に捨てた捨場遺構あるいは盛土遺構とも言えるものがあります。縄文時代前期の円筒下層式土器、中期の円筒上層式土器が大量に出土しています。 |
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