旧余市福原漁場(旧川内家文書庫・主屋・米味噌倉)

■概要・見所
【歴史的建造物/北海道大学建築史意匠学研究室・原朋教】 
 この地では当初、福原家が1880(明治13)年ころから漁場を営み、その後小黒浜蔵や川内藤次郎へと移り、大正期まで操業を続けました。12,000坪の敷地には、東側に主屋や倉など建物群、西側にニシンの干場を配置し、ニシン漁場の作業システムが理解できるようになっています。主屋は中央の通りニワ(民家の屋内で表口から裏口へ抜ける土間)をはさんで、一方に主人とその家族の居室、もう一方に傭い漁夫(ヤン衆)のネダイや大炉を配置しています。
[建設年]1880(明治13)年頃
旧余市福原漁場(旧川内家文書庫・主屋・米味噌倉)の写真

旧余市福原漁場(旧川内家文書庫・主屋・米味噌倉)の写真

●所在地 余市郡余市町浜中町150外
●連絡・問合せ先 ・TEL:0135-22-5600 
●その他問合せ先[名称]余市町教育委員会文化財課
[住所]〒046-8546余市郡余市町入舟町21
[TEL]0135-22-6187
●文化財の指定国指定史跡
●営業・開催・見学情報 [開館・公開日時]9:00〜16:30
[休館日]毎週月曜日、祝祭日の翌日、年末年始
●料金 [大人]300円
[小中学生]100円
[割引]20名以上の団体は2割引
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室