■概要・見所 【歴史的建造物/北海道大学建築史意匠学研究室・原朋教】 この地では当初、福原家が1880(明治13)年ころから漁場を営み、その後小黒浜蔵や川内藤次郎へと移り、大正期まで操業を続けました。12,000坪の敷地には、東側に主屋や倉など建物群、西側にニシンの干場を配置し、ニシン漁場の作業システムが理解できるようになっています。主屋は中央の通りニワ(民家の屋内で表口から裏口へ抜ける土間)をはさんで、一方に主人とその家族の居室、もう一方に傭い漁夫(ヤン衆)のネダイや大炉を配置しています。 [建設年]1880(明治13)年頃 |
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