迎賓館(旧伊達家住宅)

■概要・見所
 伊達市の歴史は、仙台藩一門亘理伊達邦成が家臣250人とともに、1870(明治3)年入植したことに始まります。明治政府はこの開拓を評価し、一度は剥奪した士族籍を復籍。邦成は開拓功労により男爵となり、その基本財産としてこの迎賓館を建設しました。建物は在来の和風建築に比べ背が高く、1階玄関脇左手の出窓のある部屋だけが洋間です。敷地内には、旧三戸部家住宅もあります。明治時代の北海道開拓農家の数少ない遺構で、1969(昭和44)年現在地に移築されました。
[建設年]1892(明治25)年[構造]木造2階建
迎賓館(旧伊達家住宅)の写真

迎賓館(旧伊達家住宅)の写真

●所在地 伊達市梅本町61-2
●文化財の指定伊達市指定有形文化財
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]一般公開
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室
※平成18年3月1日の伊達市・大滝村の合併により記載内容に変更のある場合があります。