日本製鋼所室蘭製作所「瑞泉閣」

■概要・見所
 瑞泉閣は1911(明治44)年9月、大正天皇が皇太子時代に北海道行啓の際、日本製鋼所室蘭製作所を御視察の宿泊所として建設されました。建物は和洋折衷で洋館199u、和館303uからなり、外観の無骨さとは対照的に、内部は華麗な装飾であふれています。2007(平成19)年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されています。翌年には改修工事を終え、外壁、屋根瓦など建設当時の様式を可能な限り再現しており、現在では同製作所の迎賓館として使用されています。
[建設年]1911(明治44)年[構造]木造平家
株式会社日本製鋼所室蘭製作所瑞泉閣(旧日本製鋼所瑞泉閣)の写真

●所在地 室蘭市茶津町4
●見学情報一般見学は実施していません
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室