■概要・見所 史跡としては朱円周堤墓という名称が正確ですが、朱円ストーンサークルと呼ばれて親しまれています。 この遺跡は、縄文時代後期の墳墓群です。直径28mと32mの2つの土堤が環状に築かれていることから環状土籬(かんじょうどり)ともいわれています。 遺跡の内側には、石積みの墳墓があり、中からは人骨、土器や石器、石棒、布、装飾品(飾り玉)などと、炭化した編物片も発見されました。 土器には東北地方と共通する文様が見られることから、この時代に東北地方との交流があったと考えられています。 これらの出土品は知床博物館にて常設展示されています。 |
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