八窓庵(旧舎那院忘筌)

■概要・見所
 この建物は、大名茶人で総合芸術家といわれた小堀遠洲が江戸初期につくったものと考えられています。
 長く滋賀県長浜市内にありましたが、1919(大正8)年に、札幌の実業家が購入し、市内の同氏邸内移築の際「三分庵」という茶室と水屋を増築して今の姿になりました。
 内部は、三畳に満たない小さな茶室に、八つの窓がついています。「八窓庵」とよばれる所以です。
八窓庵(旧舎那院忘筌)の写真

八窓庵(旧舎那院忘筌)の写真

●所在地札幌市(中島公園内日本庭園)
●その他問合せ先[名称]札幌市観光文化局文化部文化財課
[住所]〒060-8611札幌市中央区北1条西2丁目
[TEL]011-211-2312
●文化財の指定国指定重要文化財
●営業・開催・見学情報[公開の状況]4月下旬から11月上旬までの9:00〜17:00(日本庭園の開園時期、時間帯と同じ)。
●備考 [写真出典]札幌市「札幌の文化財」ホームページ