■概要・見所 市街地の北東、樽前山麓東南部から勇払平野の西側丘陵部を占める北海道大学苫小牧研究林(旧・地方演習林)は、1904(明治37)年北海道大学の前身である札幌農学校によって開設されました。 その後、学生宿舎や標本貯蔵室など施設を拡充してきました。1977(昭和52)年には、標本資料収集と展示のための森林資料館(1213u)と、気象観測・動植物生態観察のための森林観測塔(61m)が建設されました。 現在資料館には、開設以来収集された各種の樹種標本をはじめ、木材加工品、菌類標本、鳥獣類の剥製、アッシ機織関係や木皮船(ヤラチップ)等の資料が展示されています。 1988(昭和63)年からは、森林記念館として再整備の手が加えられ、標本や大型実験器具が置かれ、作業スペースとして利用されています。 |
|
|