■概要・見所 函館出身で、北方民族学研究者、馬場脩(1892〜1979)が、昭和10年(1935)前後に樺太、千島、北海道の各地において数多くの貴重な民族資料・考古資料を収集しました。これらの資料は現在、国の内外を問わず、民族学および考古学研究上不可欠な資料となっています。 特に、北海道、樺太、千島地域で使用されたアイヌ民族資料(儀礼用具の捧酒箆や嗜好品として愛用された喫煙具、テンキ草で編んだ物入れ、三弦琴など)は、日本を代表する、世界的に学術価値の高い資料として750点が国の重要有形民俗文化財に指定されています。 |
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