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旧松浦家住宅(養蚕民家)
■概要・見所
東旭川町は開墾前から野生の桑が多く生息し、養蚕に適していました。1901(明治34)年頃から、養蚕が盛んであった福島県大田村周辺から団体入植が行われ、副業として大きく発展します。最盛期の1919(大正8)年には、310戸に及びました。この建物は現存唯一のもので、郷里福島の養蚕民家を模範に建設されました。茅葺きの屋根は「片あずま」と呼ばれる大胆なデザインで、寄棟屋根の一部を切り落とし、そこに開口部を設けています。
[建設年]1909(明治42)年[構造]木造2階建
●所在地
旭川市東旭川町瑞穂338
●文化財の指定
旭川市指定有形文化財
●営業・開催・見学情報
[公開の状況]一般公開
●備考
[写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室