■概要・見所 毎年9月14〜16日の3日間に行われる、福島町の代表的な祭りです。 古式ゆかしい大名行列、奴行列、四ヶ散米行列が続き、その後を町内会の山車10数台が町中を練り歩きます。 大名行列は、1574年頃が起源とされ、1897(明治30)年には、現在のような形態で行われています。 奴行列は、他の地方でよく見る「道化奴」類とは全く異なり、松前藩公の行列を松前神楽の「行列の曲」に合わせて、「ホォー」という掛声とともに行進、身振り、手振りが行われる登城の儀式奴です。 四ヶ散米行列は、17世紀半ば、松前藩では二度にわたる蝦夷(アイヌ)の暴動に際し、藩の家老を主将に、福島村名主・戸門治兵衛を従え、鎮静した。この後、武運長久を願い蝦夷鎮定を表す神楽舞曲として「四ヶ散米」を創作させました。福島大神宮例祭では、道祓いの神事として主要な演目として、現在に伝承されています。 |
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