■概要・見所 浦幌町十勝太にある遺跡の総称です。 総数500基以上の住居跡からなり、うち十勝太河岸段丘遺跡に約240基とほぼ半数を占め、そのほとんどは擦文時代のものと推定されています。 遺跡群のうち、十勝太古川遺跡では、13基の住居跡を発掘し、第8号竪穴のピット内から鍛冶のときに風を送り出すフイゴの羽口の先端折損部と鉄滓が発見され、鍛冶遺構と考えられています。 その他、マキリ、オホーツク式土器と擦文土器の融合したトビニタイ土器、糸を紡ぐときに使われるはずみ車である紡錘車も出土しています。出土品は浦幌町立博物館に所蔵されています。 |
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