夕張市石炭博物館

■概要・見所
 石炭ができる過程や炭鉱の仕組みをはじめ、見てさわって体験して学べる博物館です。
 キャップランプをつけて本物の炭鉱「史蹟夕張砿」の中を探索する「まっくら探検」は必見です。

【産業遺産/北海道産業考古学会会長・山田隆大】
(炭鉱)北海道最大の炭鉱夕張炭鉱は1890(明治23)年にライマンが石炭大露頭を発見、以後年190万トンの原料炭を産し、石狩炭田の拠点として全国的に有名だった。1981(昭和56)年に最後の新夕張炭鉱の事故で終焉し、その機械類を導入して、1984(昭和59)年に石炭歴史村開村、その中心施設が石炭博物館であった。友子制度、坑道模型、採鉱機械類を展示、炭鉱機械館へ下がる模擬ケージは臨場感がある。大型採炭機械動態展示、模擬坑道は全国一規模である。
夕張市石炭博物館の写真

夕張市石炭博物館の写真

●所在地〒068-0401 夕張市高松7
●連絡・問合せ先 ・TEL:0123-52-3417 / ・FAX:0123-52-1252
●施設の構成◆石炭博物館
[1階]展示室
[2階]展示室
・地下坑道展示室
・炭鉱機械館
・採炭作動館
・史蹟夕張砿
・夕張石炭の大露頭
●展示品・収蔵品・石炭産業資料/約5000点
・地学資料/約500点
・生活資料/約3000点
●営業・開催・見学情報 [開館・公開日時]9:30〜17:00(受付は16:30まで)
[休館日]無休
●料金 [中学生以上]800円 [小学生以下]400円 [3歳以下]無料
[割引]20名以上で中学生以上650円、小学生以下350円
●見学の所要時間 約50分
●参加・体験イベント ◆炭鉱まっくら探検ツアー
・内容/ヘルメット、キャップランプを着けて坑内をガイド付きで
探検します。
・日程/4月29〜10月31日の土曜日、日曜日、祝祭日
・時間/実施日の11:00、13:00、15:00
・料金/入館料のみ
●施設案内ガイド ◆館内ガイドツアー
・日程/夏期(4月29〜10月31日)の土曜日、日曜日、祝祭日
・時間/1日3回(11:00、13:00、15:00)約50分間
・料金/入館料のみ
●バリアフリー対応 あり/玄関スロープ、エレベータ
※坑内は階段があるため車イス移動はできません。
●自動車アクセス ・札幌市内より国道274号線および道道3号線経由で約75分
・道央自動車道札幌南IC→道東自動車道夕張IC→国道274および234号線→道道38号線経由で約75分
●公共交通アクセス ・中央バス「札幌駅前バスターミナル」→(高速ゆうばり号・約110分)→「石炭の歴史村」下車
・夕鉄バス「札幌大通西3丁目」→(札幌急行・約130分)→「石炭の歴史村」下車
●駐車場あり/有料(大型30台・800円、一般1000台・500円)
※平日は無料です。
●備考 [写真出典]夕張市石炭博物館