むかわ町穂別流送まつり

■概要・見所
 林業が盛んであった大正時代に、木材を搬出する手段として「流送」が行われていました。山から搬出された丸太を水のつく所に一旦集積し、春の雪しろで河川が増水する時を待って、一気に流出させ下流へと運びました。その丸太を操る人々は「流送人」と呼ばれ、根本30cm、先20cm、長さ4mくらいの丸太1本に乗り、竹製の4mのトビ1本で川を下りました。彼らの足元は常に20〜30cmは水面下にあり、障害物、激流などにあうと、自ら足で丸太を回しカジをとり、安定をとりながら進みました。途中、原木が詰まったときには、トビで原因になっている木をはずし、流れ出す原木に次々と飛び移ったそうです。
 この流送を穂別の文化の一つととらえ、人間を木材に見立てた「人間流送競技」大会を中心としたまつりが開催されています。例年7月末の土日2日間で開催されています。
●所在地〒054-0200 勇払郡むかわ町穂別 穂別ふれあい公園、穂別リバーサイドパーク
●その他問合せ先[名称]むかわ町観光協会
[住所]〒054-0211勇払郡むかわ町美幸2丁目88
[TEL]0145-47-2480
●営業・開催・見学情報 [公開の期日]7月最終土日