■概要・見所 厚岸かぐらは、江戸時代末期にニシン漁に従事するため渡ってきた盛岡地方の漁師たちが伝承した神楽に、アイヌの人々の踊りが融合して出来たものといわれています。 このかぐらの様子は、国泰寺の「日鑑記」や松浦武四郎・「納沙布日誌」に記録されています。当時は、太鼓、笛、すり鐘などの音曲に合わせて踊る8つの舞がありましたが、現在は、紅白の棒を2本使う「助六舞」と「三本こうず」、大小2本の刀で踊る「剣舞」、魚釣りの様子を表現する「恵比寿舞」や「もちつき囃」「獅子舞」の6つの舞いが伝承されています。 |
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