旧永山武四郎邸

■概要・見所
 永山武四郎(1837〜1904)は、屯田兵司令官、第七師団長、第2代北海道庁長官を歴任するなど、北海道の開発に多大な貢献をした人物。この建物は彼の自邸で、外観は簡素な洋風のデザインをしています。内部は和風と洋風の応接室が直接連結されている点が大きな特徴で、特に部屋の出入口額縁の装飾は、表裏異なったデザインをしています。北側の洋館は三菱鉱山寮時代に増築されたものです。両方ともしばらく寮として使われたが、1985(昭和60)年札幌市が譲り受け、敷地の一部を公園として整備し公開しています。
[建設年]明治10年代[構造]木造1階建
旧永山武四郎邸の写真

●所在地 札幌市中央区北2条東6丁目9-22
●文化財の指定北海道指定有形文化財
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]一般公開
●備考[写真出典]札幌市観光文化局文化部文化財課