■概要・見所 アイヌ古式舞踊は、アイヌの人たちによって伝承されている歌舞で、儀式や祝宴のときなど、様々な場面で唄い、踊られています。信仰と芸能と生活が密接に結びついているところに特色があり、芸能史上価値の高いものであることから、1984(昭和59)年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。イウタウポポ(ヒエ搗きの唄・穀物類を杵でつくときに唄う作業歌)、エレムン・コイキ(ねずみ捕りの遊び・親子のネズミとそれを捕らえようとする人間の仕草)、タプカル(男の舞・神々や先祖への感謝の意を表した舞で、儀式の終わりに、長老によって踊られる)、ポロリムセ(輪踊り・儀式や祝宴の後に、全員で輪になって唄い、踊る)などの歌舞が残されています。 [保護団体]静内民族文化保存会 |
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