トラピスチヌ修道院司祭館、聖堂

■概要・見所
 明治末期から建設がはじまり、1913(大正2)年までに園内の施設が完成しましたが、1925(大正14)年焼失。再建された建物は、焼け残ったれんがの外壁を生かし、また最初のデザインを踏襲しています。聖堂の設計は、札幌や横浜を拠点としたスイス人建築家マックス・ヒンデル(1887〜1964)。れんがの落ち着いた色調と半円アーチの窓、白い木製の小尖塔など、ヨーロッパ中世のロマネスク様式とゴシック様式を取り混ぜた外観です。
[建設年]1913(大正2)年[構造]れんが造2階建
トラピスチヌ修道院司祭館、聖堂の写真

●所在地 函館市上湯川346
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]非公開
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室