■概要・見所 大船遺跡は、大船川左岸の台地にある縄文時代中期(4〜5千年前)の遺跡です。目の前には太平洋、背後に栗の木山と現在でもサケ・マスが遡上する大船川が流れる自然環境に恵まれた場所にあります。 遺跡の面積は約7万2千uに拡がり、1,500軒以上の竪穴住居があると予想されます。平成8年の調査では、竪穴住居96軒、食料を保存する貯蔵穴、お墓など土坑64基、個体土器360点を含む約18万点が発見された大規模な拠点集落跡です。 縄文時代中期、東北北部と北海道南部に共通した生活圏「円筒土器文化」の代表的な拠点的集落の一つです。東北側の代表的な遺跡には青森県の三内丸山遺跡があります。 |
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