■概要・見所 ※現在公開はされていません 中華風の外観が、函館で特に異彩を放っています。開口が少なく、一瞬入るのをためらいますが、中は装飾性の高い独特な雰囲気です。この建物は設計者や彫刻師をはじめ全工人を中国から招き、木材も全て中国から運び建設された、関帝廟形式の集会所です。関帝廟とはとは三国志の英雄・関羽をまつる廟で、清朝では特に信仰が厚かったことで知られています。横浜や神戸などの中華会館が戦時中に焼失し再建されたものであることを考えると、全国的にも貴重な遺構といえます。 [建設年]1906(明治39)年12月8日[構造]れんが造1階建 |
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