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大谷派本願寺函館別院(本堂、鐘楼、正門)
■概要・見所
わが国で最初の鉄筋コンクリート造仏教寺院で、明治40年大火の復興建築です。小屋組に鉄骨、瓦屋根の下地に鉄網コンクリート板を用いています。設計者は京都・本願寺大師堂(明治期最大の木造寺院建築)を手がけた9代目伊藤平左衛門で、施工は10代目平左衛門に引き継がれました。1988(昭和63)年の本堂改修は11代目平左衛門があたり、隅の柱を補強し、屋根の土を取り除いて、耐震に配慮しています。
[建設年]1915(大正4)年[構造]鉄筋コンクリート造1階建
●所在地
函館市元町16-15
●文化財の指定
国指定重要文化財 函館市伝統的建造物
●営業・開催・見学情報
[公開の状況]寺院として使用中(一般公開は通常14:00まで)
●備考
[写真出典]]北海道大学建築史意匠学研究室