函館ハリストス正教会復活聖堂

■概要・見所
 函館は日本ハリストス(ロシア語でキリストの意味)正教会発祥の地です。初代宣教師は1854(安政元)年日露和親条約によってロシア領事とともに箱館(明治2年函館に改号)に着任。木造の聖堂を建設しますが、1907(明治40)年の大火で焼失しました。ガンガン寺の愛称で親しまれる現教会は2代目の聖堂です。ロシア教会の特徴である、ネギ花状のクーポラ(小ドーム)と内部にある聖人を描いた聖障(イコノスタス)がここでも用いられています。
[建設年]1912(大正元)年10月14日[構造]れんが造1階建
函館ハリストス正教会復活聖堂の写真

●所在地 函館市元町3-13
●文化財の指定国指定重要文化財、函館市伝統的建造物
●営業・開催・見学情報 [公開の状況]教会として使用中
●備考 [写真出典]北海道大学建築史意匠学研究室