■概要・見所 北海道神宮(旧・札幌神社)は、1869(明治2)年、開拓使の創設に当たり、明治天皇の勅旨により、東京から函館に上陸し、明治4年に札幌神社と社号が定まり、円山宮地に仮本殿が完成したのが始まりという、開拓の歴史とともにある北海道を代表する神社です。 北海道神宮例祭は「札幌まつり」とよばれるように、札幌市民の生活に溶け込んだ祭りで、1世紀以上の歴史があります。以前、札幌市民はこの日を境に衣替えをしていたほどです。 例祭は、最終日のみこし渡御と山車行列でハイライトを迎えます。壮大な絵巻のように、平安朝の装束に身を包んだ約1500人が北海道神宮を神輿4基と山車8台を引いて出発、市中心部を約10数qを練り歩きます。また期間中、札幌市中央区の中島公園内に露店が立ち並び、大勢の市民で賑わいます。 |
|