■概要・見所 千歳市市街地から東方9km、石狩低地帯を望む馬追丘陵南西麓のゆるやかな斜面に立地しています。 円形の巨大な竪穴を掘って墓域とし、掘った土を周囲に積み上げ環状に堤を築いたことから「周堤墓」と呼ばれています。 史跡キウス周堤墓群の8基の墓のうち、最大のものは直径が75mにも達します。土手の上から竪穴の床までの深さは5.4m、最も小さな墓の直径は20mです。 これらは縄文後期(約3000年前)の墓地で、当時のお墓の姿を現在の地表面で観察ができる大変貴重な例であり、約5万平方メートルの範囲が国の史跡に指定されています。 |
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