■概要・見所 館城は松前藩の城として1868(明治元)年9月1日に着工し、明治元年(1868)10月25日に55日間という短期間で完成しました。一辺約200m四方の堀と土塁に囲まれ、内部には藩主の居宅や藩士の詰所、米倉などが設けられたと伝えられています。 11月3日、14代藩主松前徳廣が入城しましたが、11月12日には榎本軍の来襲により藩主は館城を脱出し、館城も11月15日の戦闘によって落城しました。現在は、堀と土塁の一部、本丸、役所、武士部屋と伝えられる建物の土台石や井戸跡などが確認できます。 |
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