■概要・見所 悪魔の権化となった獅子と神鎌を使う者との出会いからはじまり、激しい闘いの後、獅子はついに「かなわじ」と去り行く様子をあらわしている獅子舞です。 この獅子舞の起源は、鉱山事業がはじまった1906(明治39)年から1920(大正9)年にかけて、宮城県出身者が郷里を偲んで取り組んでいたものが取り入られて踊られたものといわれています。 その後、町の発展とともに、祭典行事が盛大になり、鉱山労働者の安全・地域の豊作・そして鉱山の増産を祈願し、毎年8月15日の鉱山神社祭典の際に奉納されてきました。 しかし、1973(昭和48)年の鉱山閉山に伴い、人口が激減し、後継者不足のため、一時は存続も危ぶまれましたが、有志により保存会が結成され、現在も継承されています。 |
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