■概要・見所 新冠町におけるアイヌ民族の保存伝承活動は、1983(昭和58)年から本格的に行っていました。 1989(平成元)年、新冠民族文化保存会が設立され、アイヌ民族の踊り、ござ編み、衣装作り、料理といった有形・無形のアイヌ文化を積極的に世間一般に広めていきました。 特に踊りは、ク・リムセ(弓の舞)、イウタ・ウポポ(杵つき唄)、バッタリ・イウタ(踏み臼の唄)など、多くの踊りが日々研究・発表され、町民文化祭などで成果をあげ、広く評価されていました。 このような地道な努力がみのり、1994(平成6)年12月21日に、新冠民族文化保存会は重要無形文化財の保護団体として、門別・三石・様似を含めた9団体とともに認定を受けました。 アイヌ古式舞踊は、新冠のみならず国が誇る貴重な歴史文化と捉えられています。 [保護団体]新冠民族文化保存会 |
|