■概要・見所 名寄市風連町下多寄地区に伝わる「風連獅子舞」の歴史は、1908(明治41)年の下多寄神社創建時、富山県出身の開拓者の有志が、獅子一式を注文して持ち帰り、沼前岩松氏が師匠となり、地域内の青年を集めて伝授・奉納したことから始まります。 以来、獅子舞部を設けて練習に励み、毎年の下多寄神社での奉納行事として定着するとともに技量も向上し、大正時代からは町内外の行事に招かれるようになりました。さらに、戦後はテレビで全国に紹介されたこともあり、その活動は広く知られるようになりました。1961(昭和36)年からは保存会がつくられ、翌1962(昭和37)年からそれまでの「下多寄獅子舞」から現在の「風連獅子舞」と名称を改め、活動を続けています。 |
|