風連獅子舞

■概要・見所
 名寄市風連町下多寄地区に伝わる「風連獅子舞」の歴史は、1908(明治41)年の下多寄神社創建時、富山県出身の開拓者の有志が、獅子一式を注文して持ち帰り、沼前岩松氏が師匠となり、地域内の青年を集めて伝授・奉納したことから始まります。
 以来、獅子舞部を設けて練習に励み、毎年の下多寄神社での奉納行事として定着するとともに技量も向上し、大正時代からは町内外の行事に招かれるようになりました。さらに、戦後はテレビで全国に紹介されたこともあり、その活動は広く知られるようになりました。1961(昭和36)年からは保存会がつくられ、翌1962(昭和37)年からそれまでの「下多寄獅子舞」から現在の「風連獅子舞」と名称を改め、活動を続けています。
●所在地〒098-0508 名寄市風連町瑞生 下多寄神社境内
●その他問合せ先[名称]名寄市風連庁舎経済部
[TEL]01655-3-2511
●文化財の指定風連町無形民俗文化財
●営業・開催・見学情報 [公開の期日]下多寄神社祭典(9月6日)
●備考 ※平成18年3月27日の名寄市・風連町の合併により記載内容に変更のある場合があります。