トップページへ
十勝三股の森林業産業遺産
■概要・見所
(林業)十勝三股は、音更川の突き当たりにあって住宅100軒、500人の集落をなし、大正時代から森林事業の宝庫であった。この木材搬出に森林鉄道が布設され、その保修のため、鍛冶場、機関庫、森林事務所、1936年から開通の士幌線鉄道駅舎、車庫、転車台、給水塔があった。森林事業廃止、昭和56年の鉄道廃止と三国峠国道の開通で急速に寂れ、現在2軒のドライブインがあるに過ぎない。鍛冶場は貴重な旧産業環境象徴の遺産である
●所在地
河東郡上士幌町
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆