羊蹄山ふるさと館内澱粉工場水車と澱粉資料

■概要・見所
(工場)北海道はかって第一次大戦時に1万5千戸生産農家で2千工場を有した日本最大のデンプン粉生産地方であった。主生産地区は、後志の羊蹄山、網走の斜里岳山麓等であった。上等の水と広大な馬鈴薯栽培畑地、水車動力用の河川水量と落差が条件で道はそれに合致していた。羊蹄山麓は河川落差が大で、大直径のデンプン水車が発達した。ふるさと館には在来デンプン工場のひとつの直径4mの大水車が保存され、周辺機械や実演模型がある。
羊蹄山ふるさと館内澱粉工場水車と澱粉資料の写真

●所在地 虻田郡真狩村
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆