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羽幌炭鉱跡
■概要・見所
(炭鉱)羽幌炭鉱は苫前炭田で全道1/3を占めた暖房炭用炭鉱である。鉱区が広く、築別、三毛別(本坑)、上羽幌の3地区に分かれる。昭和15年に開鉱。16年築別鉄道開設。22年に上羽幌坑、23年に羽幌本坑開発した。最大43年に3区で人口12000人、113万トン年産となり、高能率化のため36年運搬立坑(ワインディングタワー式)建設、45年閉山。現在、本坑に運搬立坑完全遺構、築別に鉄道遺構、ホッパー、住宅が残る。
●所在地
苫前郡羽幌町(運搬立坑、築別炭鉱)
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆