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消防自動車アレンフォックス
■概要・見所
(交通)函館市は古来大火の多い都市で、防火帯が市内に多く、消防事業の確立が日本的にも早かった。シカゴ大火で活躍したこの米国製世界最強の名機を、市は大正8年に2万81,000円で輸入し、消化に威力を発揮した。函館市消防局1階ホールにあるこの車は日本2番目(現存最古)で、全長6.4m、重量7t、80馬力で1分間に2850リットルを出水し、放水の最大高さは42mに達した。車ボンネット前の球体は貯水器。ソリッドタイヤも珍しい。
●所在地
函館市
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆