元町配水場

■概要・見所
(水理土木)函館市は横浜市に次いで水道事業の先駆地である。開港は早く、大火やコレラ等に見舞われ、明治22年に近代水道として竣工した。初の日本人(平井晴二郎)の設計として高く評価される。元町中区配水池は6万人用4100立米(縦22m×横30m×深さ3.5m)の2池、24時間分であり、大正11年に有蓋型に変更された。建設以来120年を経るが、現役使用で、勝れた設計が知れる。赤レンガ事務所は歴史的建造物。道遺産認定
元町上水場の写真

●所在地 函館市
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆