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フレグランスハウス内田中式薄荷蒸留機械セット
■概要・見所
(機械)戦前の世界一の薄荷取卸油生産方法は、昭和8年から近代化として始まった金属製作成胴(北工試式)ではなく、旧在来式を改良した田中式であった。北見市在住の田中篠松氏は、作成胴鬼蓋を傾斜させ、ランビキを絞り、渦巻き(水冷蛇管)を多穴型に、分留機を二重構造にして能率6倍化した。規格も統一、大量生産品とし、生産販売組合を作って合理化した。この在来式名器の貴重な完全セットが「香の里」内展示室に展示されている。
●所在地
紋別郡滝上町
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆