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旧釧路川岩保木水門
■概要・見所
(河川土木)釧路湿原成因である洪水を起こす釧路川の治水計画は、釧路市行政の中心で明治45年に遡る。氾濫した釧路川に水門を設け、造成新釧路川へ放流すると同時に旧釧路川へも水門から放水路へ分流させる治水工事が、大正10年〜昭和6年に行なわれた。この水門(岩保木水門)は、度々逆流現象が起こり効果的でなかったが、釧路湿原開拓史の遺産として、今日、その周辺が釧路川カヌーレジャーとともに、湿原景観公園として注目されている。
●所在地
釧路町
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆