打瀬船

■概要・見所
(船舶)野付半島に囲まれた浅い湾が尾岱沼である。ここに北海シマエビが生息し、その漁(小型底引き網漁法)のために開発されたのが、特殊な小型帆船の「打瀬船」である。水深が浅く、アマモ等の海藻が多いこの湾では、スクリュー船でないこの帆かけ船が開発された。全長8m、平底のFRP製で、漁場まで船外機で走り、漁場で2帆を上げて網打ちする。6〜7月、10〜11月の漁期に夕日に映える船は、全くの風物詩である。道遺産認定。
打瀬船の写真

●所在地 野付郡別海町
●備考 [写真出典]北海道遺産構想推進協議会