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神恵内出町袋澗
■概要・見所
(港湾)袋澗は積丹半島漁場のように、磯海岸で水揚げ困難な場所では必須の漁業土木、港湾技術で、最盛期は袋澗建設最多(泊40、神恵内40で全体の80%)の大正ー昭和前期で道内水揚げの1/3を担った。積丹3大網元であった神恵内村赤石の大網元で道議会議員であった出町初太郎が明治末の建設した出町袋澗は(建設費3万円)、「出町荘」前にあり、五段の堤体は薄めだが造りよく、形態は複合ハコで長さ100m、積丹で最大のもの。
●所在地
古宇郡神恵内村
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆