北炭幌内炭鉱跡

■概要・見所
(炭鉱)北海道最古の機械化炭鉱がライマン指導の明治12年開鉱の幌内炭鉱で、運炭鉄道が同年の小樽・幌内の幌内線である。三笠市は奥の幾春別炭鉱、住友奔別炭鉱とともに発展し、最大人口は6万3千人だった。最古の幌内本沢地区に、炭住、工場跡、変電所、神社、布引立坑捲室、風洞等、輸車路、ズリ山等が残り、最後の唐松地区に昭和42年建設で地下2kmで本沢地区(揚炭専用)と結ぶ人材専用幌内立坑があり、最深(1,100m)である。
北炭幌内炭鉱跡の写真

●所在地 三笠市
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆